『恋読』小橋めぐみ


なんだこの生ぬるい風、
なんだこの気持ち良いお日様。幸せすぎるぞ。



15時くらいに人と会う約束をしていて、
その時間に着くには13時くらいの地下鉄に乗らねばならなくて…
一番気持ちの良い時間を、暗くて息の詰まりそうな地下鉄に乗るのがどうしても嫌で、待ち合わせを18時過ぎにしてもらった。

その人に、正直に話したら「イェイ」と返ってきた。ゆるい。



こんな優しい気持ちの日は、優しい本が読みたい。
お世話になっている大学の司書課程のK先生がおすすめされていた、『恋読』小橋めぐみ の続きを読もうと思う。
久しぶりに、新宿の紀伊国屋書店で買った新品の本。いつもはお金がなくてブックオフで中古の本を買うので、まだ誰の手にも渡ったことがない本を読むのはすごく久しぶりだ。


K先生は、とっても素敵な考えをお持ちの先生で、「本にはストーリーが書いてある。でもそれだけじゃなくて、その本がどんな人が手にとったかどんな風に読まれたか、というように、本自体にもストーリーが付くんだよね。」と話されていました。

いわば、いま私のかばんの中にある『恋読』は、わたしが初めての読者かつストーリーを始める人なわけですね。わあわあ。

大切に、大切に、読みたい。



自分が好きだと思う人が好きな本っていいですよね。
そのおすすめしてくれた人が読んでいる姿を想像しながら、読む。なんだかあったかい気持ちになります。

ちなみに、自己啓発系は苦手であまり読まない。自分で言うのもなんだけど、私はすごく影響されやすいから、そういうのを読むと心がグラつくのです。あと、少し胡散臭く感じてしまうから、なんか最後まで読めない。
いつか、そういうものに助けられるときがくるかもしれないから、毛嫌いはしないでおくけど。


では、出かける準備します。



ハッピーバレンタイン!